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「そーゆーのでオジさんがジャマな存在になったらいつでも別れてやるって決めてるしな」
あの時の俺は“忍のためにも”とそう心に決めていた。・・・はずだったんだ・・・。
仕事が忙しくてなかなか会えないが、時間を見つけて連絡をとったり、会ったり、帰宅したら忍がウチに来ていたり。そこらの恋人たちに比べたら遥かに少ない時間ではあるが忍と会っていた。
そんな少ない時間の中でも会う度、会う度、「可愛い」と思う回数が増えていく。
普段はすました顔や運命だの喚いている忍がキスの度に顔を真っ赤にさせる所とか、必死にキャベツ炒めを作って、食べてる俺の反応をちらちら気にしてる所とか・・・
一つ一つの仕草がすごく愛おしく思う。
忍に対しての感情が膨らめば膨らむ程、「抱きしめたい」「キスをしたい」「好き」と思う反面、この先もこんな生活が送れるのかと考えてしまう。
本当に一時的な感情でオジさんと付き合っていただけかもしれんし(現在の忍を見る限り考えられないが)、この先これから社会へ出ていく年だ。
どれだけ好きでも忍の将来に支障を来す事だけはしたくない。そう、絶対にしたくない、してはいけないんだが・・・。
こんなに忍を好きになってしまった俺は本当にすっぱり別れられるんだろうか。
あの固い決意は今ではあり得ないほど揺らいでいる。
前に忍が「宮城中毒なんだ」と言っていたが、実はそれは俺も一緒で「忍中毒」なんじゃないかと思う。
こんなに依存してしまっていたら別れてやるだなんて事、出来ないかもしれない・・・。
ああ、俺の決意がどんどん揺らいでいく・・・。大丈夫なんだろうか・・・俺・・・。
というか何考えてんだ俺!!!
end
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8巻でヒロさんに言っていた言葉から妄想してみました。
感情論なら答えは出ているんだけど、現実を考えたら感情だけでは行動出来ない・・・けど、どうしようもないくらいに忍ちんが好き・・・。色々と難しいけれど2人が幸せでいられる事を願って・・・。
テロを読み返していて宮城も「忍中毒」だ!!とマジで思います。特に7巻。
もともと文章で表現するのがすごく苦手なので意味不明な所ばかりだと思います…。
すみません!